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【五行説】大腸が身体に与える影響

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中医学の五行説で秋は、肺と大腸が疲れやすい季節です。

 

こんちには!

 

11月も半ばに入り、すっかり秋めいてきましたねぇ~♫

 

前回のブログでも紹介しましたが、

 

前回のブログ(秋になりましたね~!五行説でいう’悲’の季節です)

 

この時期、五行説の五志では’悲’の季節となっています。

 

前回は、自律神経と感情について説明しましたが、今回は腸の疲れと身体に及ぼす影響について中学的に説明します。

 

まず、この時期は中医学の五行説によると肺と大腸が疲れやすい季節となっています。

 

ほら!夏に暴飲暴食して冷たいものが多かったりするでしょ!?

 

また、暴飲暴食の他に腸が疲れる原因として、夏場はエアコンの中で過ごすことが多くなります。それが原因で体温調整がうまくできなくなりストレスを感じて疲れてきます。同時に大腸が疲れてくることもあるんですよ~!

 

つまり、夏から秋にかけて、身体の内外の刺激による環境の変化が大腸の疲れの原因の一つだと考えられます。

 

 

また、大腸が疲れてくると しつこい疲れやダルさ、倦怠感などの症状が出てきます。

 

さらに、腸は’冷え’に非常に敏感な器官です。腸が冷えると働きが鈍くなり、排便がスムーズに行われなくなります。そうなると腸内細菌のバランスが崩れて腸内環境が悪化してしまします。

 

悪化すると便秘や体臭、肌荒れの原因になったり、大腸がんのリスクも高くなります。

 

また、五行説で秋は肌トラブルが出やすい季節となっています。勿論、乾燥(燥邪)の季節で外的な刺激による肌への影響もあると思いますが、腸など内的な要因が影響していることもあります。

 

では、大腸の疲れをとったり、働きを良くするにはどうしたら良いのでしょう!?

 

まず、前述したように暴飲暴食などが大腸の疲れの原因だった場合は、消化のために胃腸が休みなく働いている場合があります。そうなると、腸が疲れてきて食べ物を消化、吸収する力が低下してきます。

 

さらに、胃腸の働き過ぎは自律神経のバランスが崩れ、腸内環境悪化の原因になったりします。そのため、胃腸を休ませて疲労回復をする必要があります。

 

胃腸の疲労回復をするために効果的な方法として半日から1日のプチ断食がお勧めです。

 

次に体温調節がうまくできなくて冷えが原因で大腸が疲れている場合に効果的な方法を説明します。

 

体内の水分は消化液として毎日 大量に使用されるので水分補給は大切ですが、冷たい水は逆に腸の働きを低下します。そのため、暖かいお茶や白湯などで温めると腸の働きが活性化して疲労回復にも繋がります。

 

また、腸の働きが悪くなると上記症状だけじゃなく、腸が緊張して腰痛になったりします。

 

その場合の改善方法として、おへその半径2センチくらいを深呼吸しながら揉む腸モミや一時期流行ったロングブレスダイエットなどもお勧めです!

 

当院でも経絡(ツボ)を押したり腸もみで内臓調整を行っております。